「2025年の崖」に挑む、日本企業に待ったなしのレガシー刷新

2018年9月に経済産業省から発表されたDXレポートをきっかけに、レガシーシステムを取り巻く問題が大きな危機として取り上げられている。例えばDXレポートに記載されている『2025年の崖』では、以下のように説明されている。

・現在、日本企業のIT予算は、システム保守等を行う”守りのIT”に約8割も使われており、これが2025年になると9割まで増加すると予想している。しかし企業が”攻めのIT”でバリューアップしていくためには、守りの予算を6割に抑え、攻めに転じていく必要がある。
・IT人材は2025年になると約43万人も不足すると予想している。企業は人材を確保するために、先進技術を活用したデジタル化へのシフトや、平均年収を現在の約2倍にあたる1,200万円まで向上させる必要がある。
・現在のITシステムのうち、2割が老朽化(21年以上の使用)しているが、2025年になると6割まで増える。攻めに転じるためには新たなビジネスに対応できるシステムに変えていく必要がある。
・その他にも、現在ユーザー企業とITベンダーで体制やデジタルケイパビリティで乖離がある状態についても溝を埋め、共創関係を作らなければならない。

このように、2025年の崖を越え”攻めのIT“に転じていくために、企業はデジタル時代を勝ち抜くための基幹システムに作り替えていかねばならない。しかし、刷新は極めて難しく、乱暴な手抜きをして失敗してしまうことは避けねばならない。

では、どう取り組んでいくべきか? 多くのユーザー企業およびベンダー各社が頭を悩ませているに違いない。そこで、ベイカレントが保有する「多くのレガシー刷新の経験を通じて得てきたナレッジ」を有効に活かしてもらうべく、それらナレッジを有する社内有識者3名とデジタル・イノベーション・ラボがディスカッションを行い、解決策を模索した。

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