例年通りとはいかないなか、デジタル活用で価値を見出す外部イベント
ハロウィンで人の集まりやすい渋谷では、渋谷区が「2020年のハロウィンは、渋谷に集まらないように」と呼びかける方針を決定したことで話題となった。そんな中、バーチャル空間での人集めを狙う「バーチャル渋谷」のイベントが登場し、芸能人がゲストで登場するなどの影響で、テレビでも盛んに取り上げられた。アクセス集中によるシステムダウンなど、色々問題を抱えながらの船出とはなったが、話題性は上々であったと言えるだろう。今後も類似のイベントは続くと予想されるため、クリスマスでも注目されるサービスとなるだろう。
今年の外部イベントで想定されるビジネスチャンスは、このようにリアルとオンラインを融合したイベントが考えられる。そして、リアルで楽しむという点で考えると、ソーシャルディスタンスに気を付けたうえでインスタ映えを狙ったものが注目を浴びそうだ。
今回も「従来のクリスマスの楽しみ方」と「今年のビジネスチャンス」を掛け算したマトリクスを使って、アイデアを創出した。このなかで、今年特に注目したいアイデア(図内のオレンジ色の文字)について、具体的な内容をご紹介していく。