コロナ禍により生活環境に大きな変革が起きている
学校教育においては、タブレットなどの導入が急速に進み、オンラインで授業を受けられる環境整備が全国的に進みつつある。
オンライン飲み会も市民権を得たように感じる。実際に体験してみるとこれはこれで良いところもあり、普段は集まることのできない小さな子供を持つ親や遠方の友人も参加することができ、懐かしい話に花を咲かすことができた。
Digital Blogsコンサルタント記事
学校教育においては、タブレットなどの導入が急速に進み、オンラインで授業を受けられる環境整備が全国的に進みつつある。
オンライン飲み会も市民権を得たように感じる。実際に体験してみるとこれはこれで良いところもあり、普段は集まることのできない小さな子供を持つ親や遠方の友人も参加することができ、懐かしい話に花を咲かすことができた。
しかし、ここには個人情報の取り扱いが大きな課題となってのしかかる。例えば海外の事例を見ても、グーグル系列企業が主導で推し進めてきたトロント沿岸部の再開発は、プライバシーの侵害や監視社会になることへの懸念から住民の反発を受け、撤退に追い込まれている。情報取得への合意をオプトアウト型で進めようとしたことも要因の一つにあるだろう。
実際、国内でも様々な慎重意見が出ているが、この点においても、地方が都心に先行する可能性はあるだろう。例えばトヨタが東富士工場跡地での建設を発表したWovenCityのように、新しく街を創る場合は希望者が集まるため進めやすい。また、交通や医療・介護などの課題は地方の方がより深刻化しており、コロナ騒動でも顕著となった各首長の強力な求心力・推進力と相俟って、施策が大胆に進む地域もあるだろう。
シニアマネージャー吉田 健
デジタル・イノベーション・ラボ所属。
主に保険・金融を中心に、IT、デジタルを活用したサービス企画・導入支援、オペレーション改善等に従事。