グローバルで進む屋外広告のデジタル化
これらの変化は、数字にも表れている。総務省が行った2017年の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査によると、TVの視聴時間は年々減少しているのに対し、インターネットは大きく増加している。世代別に見ると30代では、ほぼ同じ時間であるが、20代以下はインターネット利用がTVを大きく上回っている。
グローバルでも同様の結果が出ている。調査会社のZenithが行った世界のメディア接触時間レポートによると、年々増え続けるインターネット利用時間が、2019年に初めてテレビ視聴時間を超えている。
グローバルレベルでのスマホによる視聴時間の増加が進むに従い、当然、広告費もTVからウェブへ急速にシフトしている。