鮮烈なデビューを飾ったプロジェクションマッピング
全46台の超高輝度プロジェクターにより実現した巨大プロジェクションマッピングのイベントは、2日間で2万人以上を動員。あまりにも来場者数が多かったことから、当初1週間だった上映期間は3日間で切り上げとなった。その後もイベントの動画がSNSなどで拡散され、非常に大きな反響を呼んだ。YouTubeでの動画再生回数も200万回を超えた。
このイベントの成功を皮切りに、プロジェクションマッピングはエンターテインメントの可能性を押し広げるツールとして一気に普及。ハウステンボスやディズニーランドなどテーマパーク、東京ドームシティのギャラリーアーモやお台場teamLabなどのアートミュージアム、Perfumeなどアーティストのライブパフォーマンスなど、どこかで目にしたことのある方も多いだろう。
ではなぜ、プロジェクションマッピングはこれほどまでに人々を感嘆させ、広く普及したのだろうか? その要因を考えると、プロジェクションマッピング活躍の場がエンタメ領域に留まるものではないように思えてくる。