デジタル化で進むオペレーション効率化と更なる高度化

 デジタルが最も活用されている局面だといえるのが、オペレーションの効率化である。効率化にあたり、社内のリソースやノウハウを活用するだけでなく、外部事業者が提供するデジタルツールやプラットフォームを活用するケースも増えてきた。特に、IoT(Internet of Things)、RPA(Robotic Process Automation)では、外部事業者による新たなサービスとして立ち上がり始めている。今後は、デジタルツールやプラットフォームの中に、さまざまな効率化のナレッジがユースケースという形で蓄積されていくだろう。

 その反面、「従来のITによる効率化と、デジタルによる効率化との違いがわからない」という声もある。ITではオペレーションの「自動化」による業務量の削減という効率化を実現してきた。たしかに、デジタルでも「自動化」により効率化を達成していくのだが、そればかりではない。オペレーションの「量」だけでなく「質」も変えていくのがデジタルだ。ITとデジタルの違いとしては、ここに着目をすべきだといえる。

 「質」を変えるために、「精緻化」や「リアルタイム化」という機能も提供するのがデジタルの特徴である。これらの機能を活用できれば、オペレーション自体の役割もまた変わっていくことになる。オペレーションが、決められたことを行うだけではなく、顧客の反応に合わせてビジネスモデルを見直すことまでやるようになるのだ。

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